ゴキゲンに生きたい40代同人女のブログ

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プチ主催のはじめの一歩③ who

プチオンリーを主催するにあたり、はじめに考えるべきこと&決めることを、5W1Hにまとめました。

つまり、when, where, what, who, why, how です。

考えるべき&決めるべき順番に書いていきます。

 

この記事では、whoを取り上げます。

whyとwhat、whenとwhereはこちらの記事をごらんください。

letsenjoydojin.hatenablog.com

 

letsenjoydojin.hatenablog.com

 

 

 

who/誰とやるか

さて、①のwhy&what、②のwhen&whereまでは、ふわっとした楽しい妄想の範疇で……ここからが現実問題です。具体的なことを考えていきましょう。

 

どこまで企画に凝るかにもよりますが、プチを主催するには、結構な労力がかかります。大きなお金と大きな人数を動かす、1年から半年単位のプロジェクトです。社会人の方なら、仕事に似ていると思うかもしれません。実際、仕事です。

人気ジャンルの人気カプとなれば、なおさら多くの人が集まります。200スペースくらい集まったプチを見たことがあります。

一人じゃ無理!と思いますか? 実際、何サークルかが共同で主催するパターンが多いかもしれませんね。


プチにおける、主催と協賛と協力の違い

公式な定義があるかどうかはわかりませんが、私はこのように理解しています。

・主催……お金も労力も提供する人。イベントに対する責任がある人。

・協賛……お金は出さないが、企画へのイラストを何枚も提供する等、大きな労力を提供する人。

・協力……イベント開始前に各スペースへチラシを配布する等、軽い労力を提供する人。お金は出さない。ちょっとイラストを描く程度の労力提供も含まれる。

 なお、「自分のスペースで、本を買ってくれた人にプチのチラシを渡す」のは「チラシ配布協力者」であり、チラシに主催や協賛と並んで名前が載る「協力」サークルとは違うと私は考えています。

 

おすすめは……

正直に言えば、個人的には、「元々すごく仲がいい人」「とても気が合い、密に連絡を取れる人」との共同主催以外は、単独主催を勧めます。

お金が絡んだ不満、やるべきことをやらないといった不満が積もりに積もって、友情が壊れた例を何件か見てきました。

 

「協賛」なら、いいと思うのです。そもそも立場が違うので、「私ばっかり経費を立て替えてる!」や「あの人、忙しいとか言って全然作業しないんだけど!」等をはじめから諦めることができます。

また、「元々すごく仲がいい人」なら、「まあ、この人はこういう人だから仕方ないか」と、よくわかっている分余計な期待をせずに済みます。

 

そうでない場合、つまり「同じカプが好きだという共通点しかない、最近知り合った人と共同主催」の場合、うまくいかないと、とにかくストレスが溜まります。かといってプチを途中で投げ出すわけにはいきません。

単独主催が無理だと思うのであれば、組む相手は慎重に、且つシビアに選びましょう。

 

手伝い人数は非常に大切

主催/協賛/協力に関係なく、「当日の手伝いを何人集められるか?」は、プチ当日に開催できる企画に大きく影響します。

 

たとえば「ペーパーラリーをして、5枚ごとに1回くじ引き」という企画をやるとして、必要な人数は何人でしょうか?

スムーズに行いたいのであれば、最低でも

1人目. ペーパーを数えてチェックする人

2人目. 引いてもらったくじを確認して、景品を渡す人

3人目. アンソロ販売等、くじ引き関連以外のことを一手に引き受ける人

の3人は欲しいところです。

可能なら、ペーパーチェック&景品渡しをもう1組(4人目と5人目)に加え、列整理として6人目もいるといいですね。

 

では、「ペーパーラリーで、3枚だと●●の景品、5枚だと▲▲の景品」という、集めた枚数に応じてあらかじめ景品が決まっている企画だとどうでしょう。くじを引かないぶん、列をさばくのは速そうです。

これなら、

1人目. ペーパーを数えてチェックする人

2人目. 景品を渡す人

3人目. アンソロ販売等、ペーパーラリー関連以外のことを一手に引き受ける人

でも回るのではないでしょうか。

1人目の「ペーパーを数えてチェックする人」は、列整理を兼ねて、スペースの外で枚数を数えておくのもいいかもしれません。または、1人でペーパーを数えて景品を渡すこともできそうですね。

 

あらかじめ「当日の手伝いを何人集められるか?」を考えた上で、企画を決めましょう。

手伝いの頭数を集められないのであれば、人手が必要な企画はやめるのが賢明です。

 

主催に絵描きはいたほうがいい? 

主催に絵描きがいると、チラシやグッズなどにイラストを描いてもらいやすいので、華やかになることは間違いありません。ただ、字書きだけの場合はデザインで勝負すればいいことですし、他の絵描きサークルさんに依頼して、イラストを描いてもらうこともできるでしょう。

前述したように、相手が絵描きか字書きかよりも、「元々すごく仲がいい人」「とても気が合い、密に連絡を取れる人」かどうかのほうが、ずーーーっと大事です。

 

余談:「プチオンリー実行委員会」主催の場合

最近は「プチオンリー実行委員会」を主催とするプチもよくありますが、実行委員会主催としても、個々のサークル名は明記すべきだと私は考えます。主催への信用度が全然違います。

実際に誰がいるのだかわからない「実行委員会」主催より、聞いたことのあるサークルが「実行委員会」に入っているとわかっているほうが、参加するサークルは安心だと思いませんか? 

「長い間活動しているあのサークルさんが主催なら」「大手のあのサークルさんが主催なら」等、主催を明らかにすることは周りに安心感を与えます。