ゴキゲンに生きたい40代同人女のブログ

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「目の下の切らないクマ取り」手術記録

2023年に「目の下の切らないクマ取り/たるみ取り」のプチ整形をしたので、その時の記録をまとめています。

1. 「目の下の切らないクマ取り」をした話

2. 「目の下の切らないクマ取り」クリニック選び

3. 「目の下の切らないクマ取り」手術記録<この記事>

 

 

当日は緊張のあまりか、朝からお腹が痛かった。

まぶたの裏を切ることを考えて今更ながら恐ろしくなる一方、これでクマが取れるなら!というわくわく感もあった。

 

14:00からの予約で13:50にクリニックに到着。すぐにパウダールームに通され、化粧を全て落とすよう指示を受けた。目の周りだけじゃなく、顔全体の化粧を落とすのか……。一応ファンデーションとアイブロウペンシルを持ってきていてよかった。マスクで眉毛は隠せない。

備え付けのクレンジングで化粧を落とし、ペーパータオルで水気を拭き取る。着替えをすることなく、すぐに手術室に通されて簡単に説明を受けた。下まぶたの裏を切って脂肪を取り出すこと。20分から30分程度で終わること。まずは目薬で麻酔をし、次に笑気麻酔をし、それから局部麻酔の注射という三段階の麻酔をすること。笑気麻酔は、吸うのをやめれば数分で麻酔が抜けること。麻酔と言っても眠るわけではなく、意識はあること。院長先生が執刀し、助手の方が1名入るようだ。

 

靴を脱いで手術台に横になった。靴紐を結ばなくてはならないような靴でなく、脱ぎ履きしやすい靴にしておいてよかった。

 

まずは目薬だ。麻酔の目薬と、涙を抑える効果がある目薬をさしてもらった。

次は笑気麻酔。鼻からゆっくり吸って口から吐くよう言われた。このあたりが緊張マックスで、非常に不安だったが、だんだん麻酔が効いてきた。看護師さんが肩のあたりをゆっくりとぽんぽんしてくれて、それもすごく安心した。

心拍数を指先で測ってモニターしているので、ピッピッと聞こえてくる音で、自分の心拍数がどのくらい速いかがわかる。めっちゃ速い。これでは先生も助手の方も不安だろう……笑

本当に笑気麻酔が効いているのか心配だったが、局部麻酔の注射をしたときに全く痛くなかったので、笑気麻酔がちゃんと効いているとわかって一気に安心&リラックスした。心拍数も落ち着いてきた。さあ、いつでも来い……!!!

 

「では、始めます」先生の声に、はい、と返事をした。

まずは左目から。下まぶたをぐいっと下げられている。メスで切られている感覚はまったくない。全然痛くない。血を抑えるためなのか、動かないようにするためか、眼球を押さえつけられていたのでそっちの方が断然痛かった。

手術は……よくわからないけど何かされてるなあ、という感じ。歯医者で麻酔をして治療される状況が目で起こっている感じ、といえば伝わりやすいかもしれない。

笑気麻酔のせいでぼんやりとしているけれど、割と考え事はできるし、音だって聞こえる。微妙にBGMがかかっていたのが気分転換になってよかった。ハサミでパチン!と切る音がしたのは、引き出した脂肪を切っていた音だろうか。

たまに肉が焦げるような匂いがした。レーシックの時と同じ匂い。タンパク質が焦げるとこんな匂いなんだな。切ったところを焼いて塞いでいるんだろうなと冷静に思った。確かにこれなら縫合も不要だ。腹の傷を自分で焼いて塞いだ、焔の錬金術師の姿が脳裏に浮かんだ(荒川弘先生の『鋼の錬金術師』めちゃくちゃ面白いので、読んだことない方はぜひ)。

 

目は基本閉じているので何も見えない。何が起きているのか見てみたい気もして、ちょっとだけ目を開けてみたら閉じてと言われた。そりゃそうだ。

 

基本的に推しのことを考えて気をまぎらわせた。そうこうしているうちに手術は終わって、笑気麻酔が抜けるまで横になって待機。麻酔が抜けてから簡単に術後の説明を受けた。炎症を抑える目薬と鎮痛剤と、最低限の注意書きが書いてある小さな紙をもらった。もっといろいろ注意書きがあっても良さそうなものだけど……まあいいか。

取り出した脂肪を見たいかと聞かれたので、見せてもらった 笑
鶏肉の黄色っぽい脂肪を想像してたけれど、むしろ白かった。両目分を合わせると、回転寿司のウニ軍艦のウニくらいの量がある。こんなに目の下に脂肪が入ってたら、そりゃたるんで陰もできるよねと納得した。

パウダールームで身支度を整えたら、そのまま帰っていいと言われたので、眉毛だけ書いてマスクして帰った。クリニックを出たのは14:40だったから、手術前後の時間を入れても1時間もかからなく手際が良かった。ほぼ待ち時間はなかった。手術自体は30分くらいだったと思われる。

 

帰り道は目薬の影響で視界がぼんやりしていて歩きにくかったけれど、徐々に落ち着いた。涙を抑える成分の目薬がずっと効いていて、切った痛みよりもドライアイの痛みの方がつらかった。

 

次は時系列の記録を載せます。